コンセプト
「全てのゴルファーに最良の練習環境を提供する」
新宝塚カントリークラブ理事長
公益社団法人
日本プロゴルフ協会(PGA)相談役
松井 功
新宝塚CCに大型練習施設を造るにあたりこのプロジェクトが持ち上がったのは、2013年の事でした。故 綿引 久美子会長(創設初代社長)が故 杉原 輝雄プロの遺志を引き継ぎこの施設の初期プロジェクト構想が出来上がりました。
ただこのプロジェクトの完成を待たずに、綿引 久美子会長は工事着工後まもなくして他界致しました。
両巨頭が打ち立てたこのプロジェクトを私と綿引 秀憲代表取締役が引き継ぎ、2015年春、東西に傾斜する山の斜面と従来のパッティンググリーンを含めた、約4万㎡の大規模な造成工事を着工いたしました。
土地の形状を最大限に生かし、ゴルフが盛んな宝塚の地で、「多くのプレイヤーに様々なショットバリエーションを提供でき、楽しんで頂ける場所にしたい。」このコンセプトをスローガンとして、数多くの関係者と打合せを重ねました。
ドライビングレンジ・目標グリーンの形状・距離・パッティンググリーンの形状・芝種の設定・アプローチエリアの造形・バンカーの形状等々の検討はもとより、本施設のコンセプトである「様々な技量のプレイヤーに満足して頂ける施設」にしなければいけない。
何度も変更を行いながら、それでも2016年10月21日(故 久美子会長の一周忌命日)に必ずグランドオープンをさせるという強い思いで取り組んできました。
完成したその場所は、宝塚の丘陵地に威風堂々とした、風とグリーンが太陽に映える心地よいゴルフ練習施設へと変貌。
ゴルフテーマパーク、「BirDie's garden 新宝塚」が誕生いたしました。
ドライビングレンジは最長約300ヤードを誇り、打席数30、クロスバンカー2打席を設けた本格的な施設、バンカーは様々な高低差を付け各種ライからの練習を可能にし、また2mの高壁を設けたバンカーも配置しあらゆる状況からのバンカー練習を可能にしました。天然芝のアプローチエリアからは距離、ライ、様々な状況を想定したアプローチ練習ができる施設、世界最大級の一面約3000㎡5段グリーンからなるパッティングエリアなど、様々なゴルフの実戦的なシチュエーションを叶えられる、関西でも唯一無二の練習環境を提供することが出来る施設が完成しました。
また、今後、この素晴らしい施設を利用してJGTO(一般社団法人 日本ゴルフツアー機構)・PGA(公益社団法人 日本プロゴルフ協会)・LPGA(一般社団法人 日本女子プロゴルフ協会)の各団体と協力してジュニア育成はもとより、全てのアマチュアゴルファーの育成にも全面協力していきたいと考えております。
練習の合間に本施設内でくつろいでいただくためのカフェメニューも用意しました。仲間とのゴルフを語らい、更に技を磨く場所として、初心者の方から熟練の方まで、多くのゴルフシーンでご利用頂ければ幸いでございます。
プレー前後の練習はもちろんのこと、ドライブがてらカフェでお寛ぎ頂けるなど、ゴルフライフを満喫できる日本最大級のスペースとなります。
多くの関係者の想い、夢の詰まった「BirDie's garden 新宝塚」が皆様の豊かなゴルフライフの一助になることを切に願います。
2016年 10月 21日